鉄道とクレジットカードのある風景

タイトルとは裏腹に基本雑記ブログです。

2018 SFC修行記 1月度 その1 〜アクシデント編〜

今の率直な気持ちは?

そう言われたら、間違いなくこう言い切るでしょう。「無事に修行を終えることができるのか」と。

そのぐらい小心者の自身ですが、その一方で、準備に充ててきた2年間を無駄にしない為にも「絶対にSFC修行を成功させなくてはいけない」という、焦りにも似た気持ちもあります。

そんな複雑な胸中の自身ですが、いよいよ2018年1月18日からSFC修行をスタートさせました。

今回は修行を始めるにあたり、自身の置かれた状況と、修行開始前に起きたちょっとしたアクシデントについてご報告してみたいと思います。

修行を始めるにあたって。自身の置かれた状況

突然ですが、自身は地元資本の宴会場を持つ小規模なホテルに勤務しています。

え?

そんな情報はいらない?

ごもっともな話です。

が、自身にとっては大いに関係があるのです。

それは何故か。結論から先に言いましょう。今回挑戦する修行では職業柄、旅割が怖くて使えないのです。

どういうこと?

そう思われるかもしれませんね。具体的に説明します。

冒頭でも述べたとおり、自身が務めているホテルは地元資本の小規模なホテルです。そして、このようなホテルでは大概、慢性的な人員不足に悩まされていることが多いのです。(自身の務めているホテルもしかりです。)

その理由はいくつかありますが、主なものとして、

  • 全国チェーンではない為、転勤や応援での人の行き来がない。

  • 地元資本のホテルは開業から相当な年月が経っている事が多く、建物の老朽化により修繕費の捻出に頭を悩ませている。

  • 修繕費へ予算を多く振り分けられるため、その分人件費を削られる。結果、賃金が安いアルバイト・パートしか採用できず、割りに合わないと直ぐに辞められる。

ということが挙げられます。(もちろん、全てのホテルに当てはまる訳ではありませんが)

その結果、必要最小限での人員でやりくりをしている以上、宿泊や宴会場の入り込み具合、また、スタッフの病欠といった場合には即人員不足となり、当初休みを予定していた日でも緊急出社をしなければならなくなる場合があるのです。

このことから言えることは、そう。公休日に不確定要素があるためフライトの予約を安心して入れられないということです。

先程、結論から先に言ってしまいましたが、そもそも根本的な話として、修行を始めるにあたり誰でも考えるのは「出来るだけ経費を安く抑えて修行を終わらせたい」ということですよね。

その為には、ANAの早期割引運賃である「旅割」を活用するのが最も有効な手段です。しかし、自身はその手段が使えません。前述したとおり、会社の状況で公休日の変更が起こりうるからです。場合によっては、せっかく旅割でフライトを予約したとしても、万が一の緊急出社でキャンセルを余儀なくされ、更にキャンセル料まで支払わなくてはいけなくなるという悲劇が待っているのです。これは辛い。

因みにキャンセル料って高いんですよ。どのくらいすると思いますか?

プレミアム旅割28で例にとってみると、

  • 搭乗日27日前~搭乗日14日前まで
    運賃の約50%相当額

  • 搭乗日13日前~出発時刻前まで
    運賃の約60%相当額

高いですよね、、、、。正直これは痛すぎます。

ですので、コレを使おうと思いました。

ANAの株主優待番号ご案内書

注)自身は1回の搭乗でプレミアムポイントを多く獲得したいと思っているので、席種はプレミアムクラスを前提としています。

使い勝手の良いANA株主優待券

そうです。皆様よくご存じのANA株主優待券です。

この、ANA株主優待券(正式名は株主優待番号ご案内書)とは、その名のとおりANAの株主宛に送られてくる券の事です。この場で詳しい発行基準等の説明は省きますが、この券は株主しか利用できないという訳ではありません。オークションや金券ショップを使えば誰でも入手かつ利用をすることができます。

ANA株主優待券を利用すると、主に下記のような利点があります。

  • 株主優待割引運賃の適用(片道普通運賃の50%割引)

  • 運賃が時間帯に係わらず一定

  • 取消手数料が無料(自己都合での取消の場合、1便430円の払戻手数料はかかります。)

  • 予約便の変更が可能(株主優待券の有効期間において)

どうです?便利な券だと思いませんか?

これなら運賃の面でも優遇されますし、万が一フライト予定日に出勤となってしまった場合でも取消や他の日への振り替えが自由にできます。

そんな、いい事づくめの株主優待券ですが、唯一のネックもあります。それは入手費用が必要になること。しかし、これは株主以外の方なら当然のことなので仕方ありません。保険と考えましょう。フライトをキャンセルした場合、取消手数料より遙かに安く済みますから。

結論として、自身にとって都合がいい券には間違いないのです。

基本となる修行ルートは?

自身のホーム空港は仙台国際空港です。この空港を軸に予定を組んでいきます。

とはいっても、ルートは限られます。何しろ、仙台国際空港においてのANA路線でプレミアムクラスを設定しているのはほんの一握り。しかも、自身の勤めているホテルは1カ月の公休日が6日しかなく、連休が取りづらい状況です。結論として、1日で帰ってくることができるルートの中から選ぶしかありません。

その中から導き出したのがこの三角飛びルートです。

  • ANA 732便
    仙台 7:55 → 大阪(伊丹) 9:20
    プレミアムポイント 1390

  • ANA 765便
    大阪(伊丹)11:00 → 沖縄(那覇) 13:20
    プレミアムポイント 2247

  • ANA1864便
    沖縄(那覇) 14:15 → 仙台 16:20
    プレミアムポイント 3225

沖縄での乗り継ぎに多少の不安が残りますが、このルートなら1日で仙台に帰ってくることができます。また、プレミアムポイントも合計で6862獲得できることから、単純に8回こなせばもう、プレミアムメンバーの仲間入りです。決して不可能な計画ではありません。

SFC修行第一回目からアクシデント発生

前置きが長くなってしまいましたね。さあ、いよいよ修行第一回目の報告です。

と、言いたいところですが、今回はちょっとしたアクシデントの話からしたいと思います。

自身の記念すべき初フライトは1月19日。ルートは先ほどご紹介した三角飛びです。

話は前日の1月18日に遡ります。その日、夜勤から明けて翌日の朝には初フライト。SFC修行開始前日ということもあり、気持ちは相当に緩んでいます。勤務を終えてから直行で「ステーキ宮」に行き、景気付けにと昼からステーキをいただきました。ステーキをあっという間にたいらげ、スープを飲みながら頭の中で明日の予習をします。

今頃はきっとANA1864便で沖縄から仙台に向かっているんだよなー!

そう思いながら、その日(1月18日)の同路線の情報を携帯電話で見てみました。すると、アレ?とっくに出発時刻を過ぎているのにまだ出発していないではありませんか。

どうやら出発が遅延しているようです。暫く携帯電話を眺めていましたが、一向に出発する気配がありません。

まあ、自身のフライトは明日なので問題はないだろう。

その時は少し嫌な感じがしつつもそう思っていました。

ごちそうさま。お店を後にして家路に向かいます。車を走らせたその時、事件が起こりました。ANAからのメールです。

ANA SKY WEBから欠航のお知らせ

1月19日 ANA732便 欠航のお知らせ。

ちょっ、えええっ?

一瞬、何が起きたのか全く理解ができません。嘘でしょ、嘘であって欲しい。直ぐさま二次元バーコードでも確認します。

ANAの二次元バーコード上部

やはり欠航になっています。ここで、ようやく事の重大さを理解し始めました。と、同時に緩んでいた気持ちは一気に奈落の底へと落とされていきます。

記念すべき、SFC修行の第一回目、しかもその第一便が欠航、、、するだと、、、、。

いや、確かに変な話ですが、自身は何か持っているんです。こういう変なの。

メールを詳しく見てみると、欠航の理由は機材が用意できないからとあります。結果的に先程のANA1864便は遅延しながらも無事に沖縄を出発したようですが、それとこれが関係するのかは知る由もありません。ただ、分かっていることは明日のANA732便が欠航するという事実のみです。

どうしよう、この便が飛ばなかったら予約している後続の2便(伊丹→沖縄,沖縄→仙台)をキャンセルするしかないのか。そうなれば記念すべきSFC修行の第一回目を全面的に諦めるしかないのか。車を運転しながらも、絶望感で頭がいっぱいになります。何かいい方法はないものか。運転そっちのけで、そればかり考えていました。

ん?

もしかしてこの方法ならいけるかも。

その時です。もやっという感じではありましたが、何かが閃きました。

それは何かというと伊丹まで前乗りするという方法です。

今の時間なら伊丹まての便に何とか間に合う。肝心のプレミアムクラスの空きは?

車を停めて急いで調べます。ドキドキしながら結果を見ると1席だけ空いているではないですか。

迷いました。と、いうのも自身、今回のSFC修行は家族には一切内緒で行っているんですよ。修行の日は仕事ということにして適当に誤魔化しているんです。(罪悪感はあるんですよ。でも無事にSFCを取得したら家族で旅行に行くので許してください。)

もし、今回の伊丹行きを予約したら仕事から帰って来て、また仕事に行くって言うことになる。そのようなありえないことを家族には納得してもらえるのだろうか?

不安でいっぱいになります。

しかし、迷っている時間はありません。明日の2便のこともそうですが、何より出発時間が迫っているのです。

もう限界だぞ!

心を決めました。早々に伊丹行きを予約し、家に帰ります。そしてちょっとした理由をつけて家を飛び出しました。後は空港まで車を飛ばしましたが道中は無我夢中で覚えていません。

次回につづきます。

そんなアクシデントから始まった記念すべき第一回目の修行ですが、このような体制で本当に修行を最後まで成し遂げることができるのでしょうか?自身の事ながらも幸先が心配になります。

しかしながら、いよいよ最初の一歩を踏み出しました。あとはもう、SFC修行成功に向けて突っ走るのみです。どうかこの先、温かく見守っていていただければと思います。

次回は空港に到着してからをご報告します。