鉄道とクレジットカードのある風景

タイトルとは裏腹に基本雑記ブログです。

寝台特急北斗星に乗車して。A寝台個室ロイヤル その4

念願の乗車となった北斗星。そして、奇跡的に取れたA寝台個室ロイヤル。前回はロイヤルの照明、暖房、音響機器用のコントロールパネル周りについてご紹介しましたが、今回はシャワーユニット周りについてご紹介いたします。

北斗星に乗車したらシャワー券の購入を

北斗星では、半個室ロビーにシャワーユニットが備えられており、食堂車「グランシャリオ」にてシャワー券を購入すれば、シャワーを利用することができます。しかしながら、シャワーを利用する時間は枠が決められているうえ、購入希望者が多数いる場合には枠がすぐ一杯になり、特に晩年の北斗星では発車直後にシャワー券が完売、利用できないということも多々ありました。

ロイヤルに備えられるシャワーユニット

その点、ロイヤルにはシャワーユニットが備えられており、いつでも好きな時間にシャワーを浴びることができるというのは、何ともいえない贅沢感、安心感があります。早速、ロイヤル室内のシャワーユニットをご紹介していきましょう。

シャワーユニットはとてもコンパクトにできており、必要なものは全て備わっていました。そのため、全く使いにくいという感じはしませんでした。

ん?注意喚起が。「列車の揺れに、ご注意下さい」

ここが列車内ということを改めて感じさせてくれます。

北斗星9号車A寝台個室ロイヤルのシャワーユニット

シャワーユニットにはタイマーが内蔵されています。タイマーは、シャワーを浴びている時間だけ減っていく仕組みで、合計10分間使用できます。タイマーは、シャワーを浴びる際の目安にもなり、例えば、夜は長めに6分間使用し、朝は短めに4分間使用するといった、時間を確認するのにも便利です。

北斗星9号車A寝台個室ロイヤルのシャワーユニットに表示されるタイマー

シャワーユニットには、湯気を逃がす換気扇も備わっています。

北斗星9号車A寝台個室ロイヤルのシャワーユニットに設置される換気扇

収納棚に納められるアメニティ類

洗面台にある収納棚です。この中に、アメニティセット、ティッシュ、コップ、タオルが収納されています。

北斗星9号車A寝台個室ロイヤルの洗面台の棚

向かって左側の棚にはアメニティセットとティッシュ、コップが収納されていました。

北斗星9号車A寝台個室ロイヤルの洗面台の左側棚

向かって右側の棚にはバスタオルとフェイスタオルが収納されていました。

北斗星9号車A寝台個室ロイヤルの洗面台の右側棚

コンパクト設計な洗面台と便器

棚の下には洗面台と便器が引き出す方式でコンパクトに設置されています。どちらも列車の揺れで勝手に引き出されないよう、つまみで固定されています。

北斗星9号車A寝台個室ロイヤルの閉じられた状態の洗面台

洗面台の案内です。乗車した際は、さすがに時代を感じさせる汚れ具合でしたが、北斗星が誕生した際は、このプレートも綺麗に輝いていたのでしょうね。

北斗星9号車A寝台個室ロイヤルの洗面台の案内プレート

もう一つのプレートです。使用後は元へ戻すよう促すためのものです。列車も揺れることですし、危険防止のためです。

北斗星9号車A寝台個室ロイヤルの洗面台の注意書きプレート

洗面台を引き出したところです。予想より大きく、使う分には全く問題ありませんでした。

北斗星9号車A寝台個室ロイヤルの開いた状態の洗面台

蛇口周りです。考えられてコンパクトに収納されているのが分かります。

北斗星9号車A寝台個室ロイヤルの洗面台の蛇口

一方、こちらは便器の案内プレートです。洗面台と同じように引き出して使用します。

北斗星9号車A寝台個室ロイヤルの便器の案内プレート

ちょっと汚いですが、記録のために便器を引き出してみました。引き出したままにすると、タンクからの臭いが逆流してきて少し嫌な気分になりましたので、使用後は直ぐに閉じてしまいました。

北斗星9号車A寝台個室ロイヤルの便器

北斗星では貴重なコンセントも

洗面台には、北斗星車内では貴重なコンセントが装備されています。本来ならばカミソリを使うことを想定したものですが、このコンセントによってカメラの充電ができ、大変重宝しました。

北斗星9号車A寝台個室ロイヤルのコンセントの蓋

コンセントのキャップを開くとこのような形状になっています。

北斗星9号車A寝台個室ロイヤルのコンセント

いかがでしたでしょうか。改めてですが、列車の個室内という限られたスペースの中で、これだけの設備が27年前の列車で備えられていたというのは本当に驚きでした。今現在、このようなシャワーユニットまで備わった個室が個人で利用できる列車は、全国をみてもほぼ皆無な状況になってきましたね。時代の流れとはいえ、本当に寂しい限りです。